【絵描き】技術や才能を気にして立ち止まってしまう人へ

   

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20150320-min

SNSのフォロワーさんから、絵について相談を受けた内容が、なんだか考えさせられてしまいました。

 

ざっくり言うと、自分の絵の上達度・才能などの後ろ向きな感情が原因で、
筆が止まってしまうそうです。

…うーむ。これまた複雑な。
私なんかに相談されても、正直上手くアドバイスできないよ。(^O^;)

 

「周りはすごい人ばかり。自分なんて…」

「あの人はあんなに売れっ子になってるのに、自分ときたら…」

「自分の下手さに頭にくる」

「どうやったら上手くなれるんだろう?」

「自分って才能ないなぁ」

「こんなのが描きたかったんじゃない。」

エトセトラエトセトラ…

私はアダルト向けばかり描いてるような、しがない絵描きですが、今までこういった鬱な感情に何度もぶつかってきました。

といいますか、今もなお、そしていつもぶつかってますw


絵描きとは「鬱と隣り合わせ」の人種なのです!
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

でもまあ、今回は自分のことではなく、相談受けた側なので、冷静に見つめなおすことができました。
下記に私なりの処方と持論などをを書いてみました。
長いけど、気が向いたら見てみて下さい。(´∀`)

 

■絵を描くことは、自分と向き合うことだと思っています。

私は、絵を描く行為を、鏡で自分を映し出すようなものと思ってます。
…実際の鏡ではなく自分の心を映し出すものといいましょうか。

なので、作品の技術や才能面を除いたとしても、自分の性格や精神状態の一面を映し出してくれます。

例えば――

  • 自分に対して甘ければ、くだらないミスを起こして甘さが出た作品になります。
  • 感情やこだわり・熱意など、魂込めて描いた絵は、やはり見る側に伝わります。
  • 逆に、何かの理由でモチベーションが下がった状態で描いた絵というのは、どことなく見る人に「コイツやる気ねぇなぁ」とばれてしまいます。
  • 機嫌が良くて楽しく、ウキウキして描ければ、筆の進みも良く、量も質もある作品づくりができます。
  • また時折、無意識に描いただけのに、思わぬ成果が出たりと、気まぐれなところもあります。

 

このように、絵は自分を心を映した分身的なものなわけで、とてもデリケートな存在です。

技術やセンス・・・理由はなんでもいいんですが、絵を否定されたり、けなされたりすると、
自分の人格・存在をも否定されたような気分に陥り、かなり鬱になります。

絵を描く度に、自分と向き合っているのですから、自分で自分を傷つけたりする場合もあります。
絵に関して悩むということは、鏡に向かって

「うわ、俺ってブサイクだわー」(ほっとけ)

と言って、絶望することに似ているのかもしれませんね。(苦笑)
だから鏡の前に立つのが辛くて、筆が止まってしまうのかもしれません。 

絵だけじゃなく、創作の分野に関わる人全般がそういう人が多いのではないかなと思ってます。
思った以上にデリケートなんですよ! 作品評価発言や作り手へのコメントには注意してね皆!(^O^;)

 

■絵に関して、自分自身に言いたいすべてをぶつけ、「認めてあげる」こと。

酒飲みながらでもいいので、自分自身に向けて吐いてみて下さい。(未成年はダメですよ!)
罵詈雑言でもいいので、それを受け止めて、認めてあげて下さい。

 

■誰かに悩みを聞いてもらって下さい。

絵のことさっぱりわからないひとでもいいです。誰かに相談し、意見を聞いてみると、たとえはっきりと解決しなかったとしても、「胸のつかえ」がとれることもありますよ!

まずは気持ちを軽くすることが大切です。

 

■「なんで絵を描きはじめたか?」原点回帰してみる

昔のスケッチブックとかが押入れや本棚に、残ってませんか?
あなたが描きはじめたばかりの頃の絵が。
それをアルバムのように見なおしてみてください。
自身の絵の技術の上達ぶりだけではなく、どんな気持ちで描いてたかを思い出してください。

…ちなみに私の場合は、中学のときの
痛い黒歴史ノートが出来てきました。(超☆封印中です!) 

 

■「絵の描き方・ハウツー系」の書籍やネット記事などの情報に触れる。

これも初心にかえるために役立ってくれます。
「いまさら・・・」なんて思わず、初心者向けとかでも、すでにマスターしてる技術でもいいんです。
見ることで、きっと「描いてみようかな」と思えるようになりますから(´∀`)
モチベーションの足しになるならめっけもんです!

 

■あえて、他業種など絵とは全く関係ないことに触れる。

アニメや漫画、ほかの絵描きさんの作品など、自分が描く絵に関係あるものに触れることが多いかと思いますが、
「作品作りのため」とか、「好きなことだから」だとか、何も考えず、他のことに触れて、体験してみてください。

これは、私も実体験しましたが、本当に、思わぬモチベーションやインスピレーションをもらうことがありますから!

 

■最後に――「やりたいか?」「続けたいか?」かを問うこと。

さんざん悩み、疲れてきたら、最後にこう問いかけて下さい。

「やりたいか?」・「続けたいか?」と。

やめるのいつでも出来ます。
上手いとか、下手とか、才能のあり・なしじゃないです!

「やりたいか?」、「続けたいか?」だけを見据えて、どれだけ筆を動かせるか、ということです。

 

以上です。

私みたいなポンチ絵師が偉そう書いてしまいました。すみません。
でも、こんなことを書くのは、先にもあげましたが、

私も同じような悩みを持ち、気にする人だからです。(^O^;)

才能については、ないものは仕方ないですし、技術は描いてりゃそのうち上手くなりますしね。
悩んでても不毛なんですよ。終わりがないですしね。

だからいつも「やりたい(描きたい)かどうか」しか見ないようにしてます。
…これだと、回答はふたつにひとつしかないですからね。(^O^;)

 

そんなわけで色々書きましたが、私の考えってだけで、もちろん、他の絵描きに聞いたら、別の意見や主張もあるかと思います。
でも、悩んでる絵描きさんたちの気持ちが、少しでも楽になればと思います。

でわでわ!

※なお、当記事は相談して頂いたフォロワーさんの許可を得て書いてます。

 - 絵描きマインド, 雑感