我が生涯には、
常にインスタントうどんの姿あり!
私はインスタントラーメンよりは、インスタントうどんのほうが好きなのですが、
このインスタントうどんをすするとき、昔を思い出します。
…そう、インスタントうどんは、私にとってはアルバムの一つなのかもしれません。
■子供の頃の、誕生日・・・。
――待ちに待った自分の誕生日。
子供心にプレゼントに何をもらおうか考えた日の夕刻。
テーブルには、母親から置き手紙と、無造作に置かれた「インスタントうどん」。
J( ‘ー`)し<「夕食はこれでお願いね。」
……。
…ケーキとまでは言わないけど、誕生日の夕食がインスタントうどんなんて!?
プレゼントは「おてもと」で、「これでうまいもん食えよ」ってか?!
…可愛い息子のバースデーにそりゃねぇよカーチャン! ε≡≡ヘ(`Д´)ノウワァァァン!!
■受験勉強の 戦友―<とも>― 。
辛く、過酷な受験戦争の真っ只中に、いつも側で支えてくれました!
難問にぶつかって挫けそうなとき、お腹を満たしてくれました!
満腹で眠くなりつつある中、頼れるのはコイツだけだと思ったものです!
…受験には落ちましたが。
■バイトで警備員やってた頃に、夜勤で食べてました。
巡回を終えた深夜の警備室で、インスタントうどんをすするのが、ささやかな楽しみでした。
スープが五臓六腑に染みわたり、疲れた心と体をわずかに癒してくれるのです。
その後、インスタントうどんを食べるたびに、夜勤の疲労を思い出させるのです!
■食べる度に思い出せ!
耐えぬいてきたこれまでの人生の苦難を思い出し、
負けぬ明日のため、今夜もうどんをすするのだ!
さあ!そこのキミも一緒に!
ずるずる! ずぞぞぞぞーーーー!